都道府県で最大の地震回数を記録しているのは、この50年も、その前の50年も東京都である。これは、三宅島噴火など伊豆諸島や小笠原諸島の噴火活動に伴う地震を含んでいるからであるが、それにしても首都である東京都で地震の最大回数を記録しているというのはやや驚きである。
東京都の57回に次いで地震が多いのは、福島県の52回、茨城県の48回、北海道の45回、宮城県の44回となっており、やはり三陸沖を震源とする東日本大震災の影響が大きいことがうかがわれる。その証拠に東北地方でも日本海側の秋田、山形の値は小さい。
ここ50年で震度5以上の都道府県別回数
2024.02.7